2025.07.26
【徳島新築コラム】平屋人気が再燃中!建てる前に知っておくべきこと
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
近年、住宅展示場や街中でも「平屋」の住まいを目にする機会が増えてきました。
かつては主に高齢世代に選ばれる住まいという印象もありましたが、今では子育て世帯や共働き家庭など、幅広い層に注目されています。
一見シンプルな構造に見える平屋ですが、その人気にはしっかりとした理由があります。今回は、そんな平屋の魅力と、実際に家を建てる前に知っておきたい注意点について紹介します。
なぜ今、平屋なのか

平屋とは、すべての居室や設備がワンフロアにまとまった建物のこと。
昔ながらの日本の住宅に多く見られた形ですが、敷地の確保が難しくなった都市部では2階建てや3階建てが主流となっていきました。
しかし近年では、建築技術の進歩やライフスタイルの変化に伴い、「暮らしやすさ」や「効率性」が見直されるようになり、再び平屋への関心が高まっています。
ワンフロアで完結する暮らしの魅力

平屋最大の特長は、すべての生活が1階で完結するという点です。
家事や移動の負担が少なく、子どもから高齢者まで安心して暮らせる設計が可能になります。
階段を使う必要がないことで、将来のバリアフリー性にもつながりますし、小さな子どもがいる家庭では転落事故の心配もありません。
また、家族が自然と同じ空間に集まりやすく、コミュニケーションがとりやすい点も平屋の大きな魅力です。
間取りの自由度も高く、構造上の制約が少ないため、大きな吹き抜けや中庭のあるプランも取り入れやすくなります。
平屋ならではの「外とのつながり」も、暮らしに豊かさをもたらす要素のひとつ。
リビングと庭をフラットにつなげれば、屋内外の一体感が生まれ、季節の移ろいをより身近に感じられる空間になります。
注意すべきは“土地と設計の工夫”

一方で、平屋にはいくつか気を付けておきたい点もあります。
まず考えなければならないのが、必要な土地の広さ。
上下に空間を重ねる2階建てに比べて、同じ床面積でも建物の「面積」が大きくなるため、それに見合った敷地が必要になります。特に都市部では、土地の確保がコストや利便性に直結します。
建築費用についても、基礎や屋根の面積が広くなるため、平屋の方が割高になるケースも。
シンプルな形状にする、無駄を省いた動線設計をするなど、計画段階での工夫が求められます。
さらに、平屋では採光や通風に配慮が必要です。
住宅の高さが抑えられるため、隣地の建物や塀によって日当たりが悪くなる可能性もあります。
必要に応じて天窓を取り入れる、部屋の配置に変化をつけるなどの工夫が有効です。
もう一点忘れてはならないのが防犯とプライバシーの確保。
すべての部屋が地面に接しているため、窓や出入り口の位置・防犯対策は慎重に設計する必要があります。
まとめ

平屋には、生活のしやすさや家族のつながりを育む間取り、老後を見据えた安心感など、多くの魅力があります。
ただし、敷地条件やコスト、周辺環境をしっかりと把握し、設計段階での工夫を重ねることが、満足のいく住まいづくりにつながります。
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