2025.06.28
【徳島新築コラム】快適な在宅ワークを叶える、ホームオフィスづくり
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
2020年以降、テレワークやリモートワークがすっかり定着し、在宅ワークを日常的に行う人が増えてきました。
通勤にかかる時間やストレスが減ったり、自分のペースで働けたりと、在宅ワークには多くのメリットがあります。
その一方で、仕事と生活の切り替えがうまくできなかったり、家族の声や生活音が気になったりと、自宅ならではの悩みも生まれがちです。
毎日使うからこそ、“なんとなくの場所”ではなく、しっかりと計画された「働くための空間」が必要になります。
そこで今回は、在宅ワークをより快適に、効率的に行うための「ホームオフィス」のつくり方について、考え方や設計のポイントをご紹介します。
家づくりやリフォームを検討されている方にとって、今後の働き方を支えるヒントになれば幸いです。

「どこに設けるか」で快適さが変わる
ホームオフィス設計でまず考えたいのは、“どこにワークスペースをつくるか”ということです。家族の生活動線と重なる場所や、リビングの真横などは便利な反面、生活音や気配が気になって集中できないこともあります。
静かにこもれる個室が確保できれば理想的ですが、スペースの都合で難しい場合でも、引き戸やカーテンで緩やかに仕切れるようにすると、ほどよく視線を遮れて仕事に集中しやすくなります。
最近ではリビング横の“半個室”的なスペースも人気で、仕事と暮らしのバランスを取りやすいスタイルです。
また、窓のある場所を選ぶと、自然光が入り、気分よく過ごせます。
換気がしやすいことも、長時間こもる空間では大きなポイントです。

「快適に働ける環境づくり」の工夫
集中できる空間をつくるには、空調や照明、収納にもひと工夫が必要です。
たとえば個室タイプのワークスペースは冷暖房が効きにくいことがあるため、空気の流れやエアコンの位置も考慮する必要があります。
照明については、デスク周りが暗すぎると目が疲れてしまいます。
日中は自然光を活かしつつ、夜間や曇りの日のために手元をしっかり照らす照明を用意しておくと安心です。
また、仕事道具が散らからないようにするための収納も重要です。
書類や文房具、パソコン周辺機器などがすぐ手に届く位置に整理できるよう、あらかじめ収納棚や引き出しを設けておくと、作業効率がアップします。
コンセントの数や配置も、パソコンや充電器を使ううえで意外と見落としがちなポイントです。

将来も見据えた「多用途な空間」へ
ホームオフィスは、長く使うこともあれば、数年で働き方が変わって使わなくなる可能性もあります。そこで考えておきたいのが、将来的な転用です。
たとえば、将来的には子ども部屋や趣味の部屋、収納スペースとして使えるような設計にしておけば、在宅ワークをしなくなっても無駄がありません。
間取りに柔軟性を持たせておくことで、家族の変化やライフスタイルに応じた使い方ができるのです。

働きやすさは、暮らしやすさにもつながる
家の中に“働く場所”があるというのは、いまや特別なことではありません。
けれども、それが「なんとなく置かれたデスク」なのか、「目的を持って整えられた空間」なのかで、毎日の過ごし方は大きく変わってきます。
仕事に集中しやすく、かつ暮らしの一部として自然になじむホームオフィス。
それは、働く時間だけでなく、家族と過ごす時間、ひとりで過ごす時間、すべてのバランスを支える存在になるはずです。
これから住まいを考える方は、ぜひ「働き方」という視点も設計に取り入れてみてください。
いまの暮らしにフィットするだけでなく、将来にわたって心地よく暮らせる家づくりへとつながっていきます。
まとめ
在宅ワークを前提とした家づくりでは、「どこで、どのように働くか」を丁寧に考えることが、住まい全体の快適さにもつながります。
● 集中できる場所を選ぶこと
● 明るさや風通し、空調など環境を整えること
● 収納や配線などの細かな配慮を忘れないこと
● 将来の暮らしの変化にも対応できる設計にすること
これらを踏まえておけば、ただの“作業スペース”ではなく、仕事も暮らしも快適にする住まいの一部として、ホームオフィスはきっと役立ってくれます。
「家で働くこと」がこれからのスタンダードになる時代に向けて、納得のいく空間づくりを考えてみてはいかがでしょうか。

◆お知らせ◆
施工事例・お役立ち情報を配信中!
ぜひ御覧ください
ケントホームズ公式Instagram 【@kent.homes.co】
ケントホームズ公式YouTube 【KENTHOMESch】
◆ご紹介◆
画像をクリックで気になるモデルハウスの情報をご覧いただけます!