2025.05.03
【徳島新築コラム】和室のつくり方
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
家を建てる際、和室を取り入れるかどうかで悩む方は多いでしょう。
現代の住宅ではフローリングが主流ですが、畳のある和室は日本人にとって心落ち着く空間です。
和室を設けることで、生活の幅が広がり、家全体の雰囲気も変わります。
昔ながらの和室は古風なイメージがありましたが、現在では和モダンなデザインでおしゃれな和室も多く見られます。
今回は、和室の魅力やデメリット、設計のポイントについてご紹介します。

和室の魅力
和室は、子どもからシニアまで誰にとっても落ち着ける空間です。
畳にはクッション性があり、小さな子どもが転んでもケガをしにくく、子育て世帯にも安心です。
また、い草の香りにはリラックス効果があり、畳の肌触りも心地よいものです。
い草には調湿効果もあり、夏は湿気を吸収し、冬は乾燥を防ぐ働きがあります。
また、和室はおしゃれに演出することも可能で、照明や家具の選び方、レイアウトの工夫次第で、シンプルでモダンな和室に仕上げることができます。
和室には押入れなどの収納スペースを設けやすく、部屋をすっきりと広く使うことができます。
来客時には、和室を客間として利用することができますし、畳の上に布団を敷けば、宿泊スペースとしても活用できます。
さらに、仏間や趣味の部屋としても和室は最適です。華道や茶道などの日本文化に触れる趣味を持つ方にとって、和室はより楽しめる空間となるでしょう。
和室のデメリット
和室にはデメリットも存在します。
畳の上に重たい家具を置くと跡がついてしまうため、家具の選定には注意が必要です。
また、畳や障子、ふすまなどは劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。
最近では、い草以外の素材を使った畳もあり、ダニやカビが発生しにくく、メンテナンスの手間を軽減できます。
限られたスペースで間取りを考える際、和室を設けることで他の部屋が狭くなる可能性もありますので、全体のバランスを考慮し、和室を取り入れるかどうかを判断することが大切です。

和室の設計ポイント
和室をおしゃれに仕上げるためには、照明、壁紙・天井、畳の種類にこだわることが重要です。
照明は、木や竹、和紙を使ったデザインのシーリングライトやペンダントライトがおすすめです。間接照明を取り入れると、よりモダンな雰囲気になります。
壁紙や天井は、落ち着いたトーンのカラーを選ぶと、和室の雰囲気に合います。
和紙風や砂壁風の素材感を楽しめる壁紙もあり、天井には、梁を活かしたり、木目を見せるデザインも可能です。
畳には、フチのない琉球畳などのスクエアタイプもあり、床面積が広く見える効果があります。
カラーバリエーションも豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

和室づくりの注意点
和室を設ける際には、他の空間との仕切りや変化を考慮することが重要です。
リビングの隣に和室を設ける場合、小上がりにすることで空間に変化をつけることができます。
引き戸で仕切れるようにしておくと、用途が広がり、来客時の寝室スペースとしても活用できます。
和室の広さは、リラックススペースであれば4.5畳、来客時の寝室スペースや将来的に1部屋として使うのであれば6畳がおすすめです。
収納スペースは余裕を持って設けておくと、将来的に布団や荷物を収納する際に便利です。
小上がりにする場合には、下部を畳下収納として活用することも可能です。

まとめ
和室を取り入れることで、家全体の雰囲気が変わり、生活の幅が広がります。
ただし、デメリットや注意点もあるため、設計段階でしっかりと計画を立てることが大切です。
設計や間取りにお悩みの方は、お気軽にケントホームズへご相談下さい。
お客様のライフスタイルに合わせた、徳島で暮らしやすい新築住宅をご提案いたします。
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