2025.05.17
【徳島新築コラム】家づくりは土地探しから!後悔しないための8つのチェックポイント
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
注文住宅を建てたい——そう思ったとき、最初の大きなステップになるのが「土地探し」です。
「駅から近い」「価格が手頃」など、表面的な条件だけで土地を選ぶと、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」となることも。特に初めて土地を購入する方にとっては、見えづらい落とし穴が意外とたくさんあります。
今回は、家づくりのプロの目線で、土地を選ぶ際に押さえておきたい“8つのポイント”をわかりやすくまとめました。失敗しないためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

①地盤の強さをチェックしよう
まず確認しておきたいのが「地盤の状態」です。
軟弱な地盤だと、建物の傾きや沈下といった深刻な問題が起きることも。
土地によっては地盤改良工事が必要になるケースもあります。
現地に行った際、道路にひび割れがある、塀が傾いているといった様子が見られるなら注意が必要です。
購入を決める前に、地盤調査の実施も検討しましょう。
② 境界線は明確になっている?
土地の「境界」がはっきりしていないと、建物の配置が決めにくくなるだけでなく、将来的な隣地とのトラブルにつながることもあります。
境界杭(コンクリートや金属製の目印)がきちんと設置されているか、測量図があるかどうかを確認しましょう。
古い土地や未測量地の場合は、土地家屋調査士による境界確認を行うのが安心です。
③高低差のある土地は慎重に
隣接地と比べて土地に高低差がある場合、盛土や擁壁などの対策が必要になることがあります。
たとえば、隣の敷地よりも低い位置にあると、雨水の流入や排水の問題が起きやすくなります。
工事費が想定より高くなる可能性もあるため、土地の形状や周辺との関係もよく見ておきましょう。
④道路に接しているか確認
建築基準法では、幅4m以上の道路に2m以上接していないと家を建てられません。これを「接道義務」といいます。
たとえ見た目には道路に面しているように見えても、建築基準法上の「道路」と認められていない場合や、間口(接している部分の幅)が足りないと建築不可となることも。
現地では、車での進入がしやすいか、道路の幅に問題はないかもチェックしておきましょう。
⑤私道の通行や所有形態にも注意
進入路が私道(個人が所有する道路)になっている場合、その通行に制限があったり、他の所有者との共有持ち分があることがあります。
特に気をつけたいのは「共有持ち分」や「分割所有」のケース。他の持ち主の同意がなければ工事ができないなど、トラブルの原因になることもあるので、権利関係はしっかりと確認しましょう。
⑥抵当権が設定されていないか
土地の登記簿を確認すると、「抵当権」が設定されていることがあります。
これは金融機関のローンなどの担保にされている状態で、売主の債務が残っている可能性があるということ。
購入後にトラブルにならないためにも、「必ず抵当権を抹消してから引き渡してもらう」ことを契約内容に含めておくことが大切です。
⑦ 建築に関わる法令の制限
土地には「用途地域」や「建ぺい率」「容積率」など、さまざまな制限がかかっています。
これらによって、思い描いていた間取りや広さの家が建てられないことも。
また、防火地域や斜線制限といった特別な規制があるエリアもあるため、購入前に必ず市町村の都市計画課などで確認しましょう。
⑧周辺環境を自分の目で確かめる
資料や地図だけではわからないのが、現地の「住み心地」です。
たとえば日当たりや風通し、近隣の騒音、臭いなどは実際に現地を訪れてみないとわかりません。
朝・昼・夕と時間を変えて現地を見に行くのもおすすめです。
また、近隣にどんな家が建っているか、将来開発されそうな土地がないかといった点も要チェックです。

まとめ
土地は「家を建てるための土台」。選び方一つで、暮らしの快適さも、将来の安心感も大きく変わります。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、今回ご紹介した8つのポイントをチェックしておくだけで、失敗のリスクはぐっと減らせます。
もし「気になる土地があるけど、建てられるかどうか不安…」という方は、お気軽にご相談ください。私たちは“建築の目線”から、安心して家づくりができる土地選びをお手伝いします。
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