2025.09.20
【徳島新築コラム】中二階とは?限られた空間を“活かす”設計アイデア
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
マイホームを考えはじめると、まず間取りや広さ、収納の多さなどに目がいきがちです。もちろんそれらはとても大切ですが、実際の暮らしやすさを左右するのは“空間の工夫”だったりします。
その一例が「中二階」や「スキップフロア」と呼ばれるスペース。
リビングの延長にありながら、ほんの少し高さを変えるだけで、家族の気配を感じつつ自分の時間も楽しめる、そんな不思議な魅力を持った空間です。今回は、中二階の魅力や気をつけたいポイント、実際の活用アイデアについてご紹介します。

中二階とはどんな空間?
中二階とは、1階と2階のあいだに設けられる小さな階のことです。ロフトやスキップフロアと似ていますが、それぞれに特徴があります。
ロフトは天井の高さや面積に制限があるため、収納や補助的な使い方が中心で、床面積に含まれない場合もあります。
これに対して中二階は床面積に計上され、居住空間のひとつとして生活に組み込めるのが大きな特徴です。
スキップフロアは段差を利用して空間をつなぐ設計で、中二階と混同されることもありますが、空間の流れや用途の広がり方に違いがあります。

中二階を取り入れるメリット
中二階の魅力は、限られた空間を無駄なく使えることにあります。高さを活かすことで、実質的に一部屋分のスペースが増えたような感覚が得られます。
また、吹き抜けや勾配天井と組み合わせると、上下に広がりが生まれて家全体に開放感が出ます。
さらに、書斎や趣味の部屋、子どもの遊び場など、家族のライフスタイルに合わせてさまざまに使える柔軟さも魅力です。

注意したいポイント
もちろん、良いことばかりではありません。中二階は上下がつながるため、冷暖房の効率が下がりやすく、季節によって温度差が気になることもあります。
快適さを保つには、断熱性や気密性を高め、空調効率を上げる工夫をすることが大切です。
さらに、複雑な構造になることで建築コストが上がる場合があり、床面積に含まれるため固定資産税の負担も増える点は注意が必要です。導入前にトータルの費用感を考えておくと安心です。
暮らしに合った活用アイデア
中二階は工夫次第で使い道がぐんと広がります。例えば、リビングとつながる位置に設ければ、子どもの遊び場としてぴったり。家族の気配を感じながら遊べるので安心感があります。
また、趣味や在宅ワークのスペースとしても人気です。完全な個室ではなくても、リビングとゆるやかにつながる空間であれば、集中とリラックスを両立しやすくなります。
収納を兼ねれば、見せる本棚やお気に入りのコレクションを飾る場所としても楽しめます。


まとめ
中二階は、住まいにちょっとした“余白”を与えてくれる存在です。
空間を広く見せたり、家族のライフスタイルに合わせて自由に使えたりと、暮らしの幅を広げる工夫がつまっています。ただし、冷暖房効率やコスト、税金といった現実的な面も含めて検討することが大切です。
「実際にどんな雰囲気になるのか見てみたい」「うちの間取りでもできるの?」と思われた方は、ぜひ一度、ケントホームズのモデルハウスやショールームに足を運んでみてください。
中二階のある空間を体感することで、新しい住まいのイメージがぐっと具体的になります。お気軽にご相談いただければ、私たちも一緒に理想の住まいづくりを考えていきます。
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