2024.02.10
【徳島新築コラム】断熱材の種類と用途について
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
新築を検討する際に重視するポイントは
ご家庭によって様々ありますが、その中でも
”断熱”に重きを置く方も多いと思います。
とはいえ、そもそも断熱とはどういうものなのか、
断熱材にどんな種類があってどんなものを選べばよいか
わからないことだらけの方も多いはず。
今回はそんな断熱材のあれこれについてご紹介します。
![](https://kent-h.com/blog/wp-content/uploads/2024/02/3753423_s.jpg)
断熱材の役割
断熱材の役割は文字通り「熱を遮断する建材」です。
もちろん、完全に熱の流入を防ぐことはできませんが
室外からの冷気・暖気の流入を防ぐとともに、室内の
暖かさを室外に逃がさないような役割を担っています。
また、断熱材を入れることで少しの冷暖房エネルギーで
快適な室温を保つことができます。
その結果、光熱費の削減に繋がり、ランニングコストを
抑えることができます。
さらに、断熱材は新築住宅を長持ちさせることにも
関係してきます。
四季のある日本は季節によって気温が大きく変化
します。特に冬は結露ができやすくなりますね。
結露は表面にできる「表面結露」と壁の内側にできる
「内部結露」の二種類があり、特に内部結露は
気づきにくく構造材や外壁を腐食させる大きな原因に
なってしまいます。
そのため、断熱材を入れることでこのようなトラブルを
回避することができ、結果的に家を長持ちさせることに
繋がっているのです。
断熱材の種類
◆無機質繊維系
無機質繊維系の断熱材にはグラスウールやロックウール
などが該当します。これらは名前の通り、ガラスや岩を
細かく繊維状にしてその間に空気を閉じ込めることで
断熱効果を生み出します。
グラスウールは、断熱材=グラスウールと言われるほど
多くの新築住宅に採用されています。最近ではほかの
断熱材の性能が向上していることから、グラスウールは
断熱性能が低いと思われる方もいらっしゃいますが
グレードによって性能もアップしています。
一方で、ロックウールはグラスウール同様に耐火性・
防音性に優れており、断熱性能もグラスウールより
優れているため割高になる傾向があります。
撥水性が高いことがメリットとして挙げられますが、
一方で湿気に弱いというデメリットもあります。
◆木質繊維系
木質繊維系の断熱材で多く使われているのが
セルロースファイバーと呼ばれる材料です。
セルロースファイバーとは新聞などの古紙や
おがくずなどの木材が原料となっています。
自然の木材が原料のため、体に優しいだけでなく
耐火性・防音性・防虫効果に優れています。
綿状になっており壁内部へ吹き込む形で施工するため、
わずかな隙間にも施工可能です。
一方で、グラスウールより基本性能が良いため
その分コストが割高になり、グラスウールの
倍くらいかかる場合もあります。
◆発泡プラスチック系
発泡プラスチック系の断熱材として主に使用されるのが
硬質ウレタンフォームです。プラスチックの中に
独立した無数の細かい気泡にガスを閉じ込めることで
断熱性能を発揮します。
そのため、閉じ込めているガスの気泡の数や
大きさによって断熱性能に違いが出てきます。
これまでご紹介してきた二つと異なり吹付施工のため、
より高い断熱効果を得ることができます。
ケントホームズでもこのウレタン吹付断熱を
標準採用しており、隙間なく吹き付けることで
高気密・高断熱を実現しています。
まとめ
今回は新築マイホームに欠かせない断熱材について
お話してきました。
断熱材と一言で言っても様々な種類や特徴があります。
マイホームでの暮らしやすさ・快適さに直結しますが
住宅会社・ハウスメーカー・工務店など、施工会社に
よって仕様が決まっているケースが多いですので、
断熱性能を重視される方はしっかりと確認しましょう。
ケントホームズでは前述のとおり、ウレタン吹付断熱を
標準採用し、これまでは隙間から入り込んでいた
外部の騒音や隙間風をシャットアウト。
さらに、オール樹脂サッシを組み合わせることで
快適に暮らせる高気密・高断熱の家を実現しています。
ぜひ、一度お気軽にお近くの店舗までお越しください!
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