2024.03.09
【徳島新築コラム】24時間換気の仕組みと効果
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
新築マイホームで健康的な生活を送るためには
空気の循環、つまり換気が必要不可欠です。
2003年にはシックハウス症候群の予防のために
改正建築法が施行され、台所や浴室、洗面所や
トイレのみならず、すべての居室で24時間換気が
できるよう換気設備の設置が義務付けられました。
ですが、新築住宅をご検討中の方の中にも、実際
換気システムがどのようなものなのか、仕組みや
必要性を知らない方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな換気システムについて
詳しくご紹介します。
24時間換気システムの仕組みと効果
24時間換気システムとはその名の通り、24時間自動で
給気と排気を行い常に室内の空気をきれいに保つための
設備です。24時間換気システムには第1種~第3種の
3方式があり、それぞれで給排気の仕方が異なります。
◆第1種換気方式⇒ファンで吸気・ファンで換気
第一種換気方式は給気も排気も自動で行います。
給気口と排気口の双方が常に動いているため、
より確実に空気を循環させることができます。
安定的に空気の入れ替えが出来るため、換気状態を
維持しやすいことがメリットです。
また、熱交換器という装置を使い外気による
室温の変化が起こりにくくする
第一種熱交換型換気システムもあります。
◆第2種換気方式⇒ファンで給気・自然に排気
第2種換気方式では給気のみ自動で行い、排気は自然に
行う仕組みです。室内の気圧を高めて、外に空気を
押し出すイメージです。室内の気圧が高くなると
窓を開けても汚れた外の空気を取り込みにくくなるため
工場の無菌室や手術室などで使用されています。
◆第3種換気方式⇒自然に給気・ファンで換気
第3種換気方式は第2種と真逆で排気のみを自動で行い、
自然給気によって空気を循環させます。常に家の外に
空気が排出されるため、足りなくなった空気が
自然給気口を通じて室内に入り込みます。室内の空気が
溜まりにくいため、結露の発生を防ぎやすく、
気密性の高い建物に適するというメリットがあります。
そのため、マンションでもよく使われるのが
第3種換気です。一方で、すべての居室に給気口を
付ける必要があるため室温が外気に左右される
懸念点もあります。
24時間換気を上手に活用するコツ
24時間換気システムでは外部から花粉やPM2.5
といった浮遊物が流れ込む可能性があります。
基本的に給気口にはフィルターがありますが、
目が粗い場合だとそのまま室内に侵入することも
あります。
また、給気口の隙間から虫が入ってくる可能性も
あります。そうしたことを防ぐためには、
本体にセットするフィルターを花粉防止専用の
フィルターや排気ガスによる臭気などの軽減に
効果的なフィルターなどに変えてみるのも
いいでしょう。虫の侵入を防ぐための防虫網も
ありますので、より適切なものを活用しましょう。
さらに、きれいな空気を安定的に保ちたい場合は
24時間換気と空気清浄機を併用することも
効果的です。24時間換気で空気の入れ替えをしながら
空気清浄機は室内の浮遊物を除去することでいつでも
快適な室内空間を維持できます。
まとめ
今回は24時間換気についての仕組みや効果について
ご紹介してきました。
換気は新築マイホームで健康に快適に生活するために
とても大切です。
現在お住まいの賃貸住宅と新築一戸建てでは
換気システムが異なる場合も多いため、
ぜひ各住宅会社・ハウスメーカー・工務店・
モデルハウスにて実物を見てみることをオススメします。
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