2021.11.06
【徳島新築コラム】知っておきたい地震対策
徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。
今回は、新築住宅を建てる際に気にしておきたい
お家の構造にある地震対策についてのお話です。
建築の際に住宅の構造における地震対策としては、
「耐震構造」「制震構造」「免震構造」が挙げられます。
念願のマイホームを建てるなら、
地震に強い安心できるお家に住みたいですよね。
地震対策の構造にはメリットデメリットが存在しますので、
それぞれご紹介していきます。
■ 耐震構造
読んで字のごとく、地震の揺れに”耐える”構造の事を言います。
住宅の強度を向上させることで破壊や損傷を防ぐため、
木造住宅では、筋交いや耐震パネル、基礎部分や柱そのもの
などなど使用する部材の強度や数を増やして建物を固め耐震性を高めます。
耐震構造のメリット
・比較的低コストで、建物を地震から守ることが出来る。
耐震構造のデメリット
・何度も大きな地震の被害を受けるとダメージが蓄積する
・上の階になればなるほど、揺れが大きくなる
■ 制震構造
制震とは、地震のエネルギーを壁の中に設置した
制震装置によって地震の揺れを吸収、抑制する技術の事です。
耐震と比べて制震ダンパーなどで建物の揺れを抑えるので、
建物の損傷や変形が軽減されるため、
大規模な地震や繰り返しの地震にも有効です。
また、耐震工法と組み合わせることで、
建物の性能をより高めることが出来ます。
制震構造のメリット
・耐震工法と比べ、地震の揺れに強い
・地震後のメンテナンスコストを抑えられる
・免震工法に比べて、工事にかかるコストが安い。
制震構造のデメリット
・耐震工法と比べて、若干コストが高い
■ 免震構造
免震とは、地盤と建物の間に免振装置を入れ、
地盤と建物を切り離すことにより地震のエネルギーそのものが
建物に直接伝わらないようにする技術の事を言います。
地盤と建物が絶縁していることによって、他の工法より
大きく揺れを軽減できるため、大きな地震に対し、有効です。
しかし、地盤と建物が離れるため、
台風や津波といった災害には弱くなります。
また、縦方向の地震にも強くありません。
免震構造のメリット
・横方向の地震に強く大きく揺れを軽減することが出来る。
免震構造のデメリット
・台風や津波といった自然災害に弱い
・縦方向の地震に弱い
・免震装置の定期的なメンテナンスが必要
・耐震工法、制震工法に比べてコストが高い
いかがでしたでしょうか。
今回は「耐震」「制震」「免振」の
それぞれの違いについてお話していきました。
それぞれにメリット・デメリットがありますので
皆さまがそれぞれきちんと考えたうえで
予算や安心感含め納得のいく形で家づくりを行って頂ければと思います。
ケントホームズでは、県内随一の性能レベルを
全棟標準とし、お客様が安心して暮らせる住まいづくりを
徹底しております。
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